エジプト騒乱で相次ぐメディアへの襲撃、米英が政府非難
[カイロ/ワシントン 3日 ロイター] 混乱の続くエジプトで、取材を行うジャーナリストたちが相次いで襲撃を受けている。米国と英国は3日、反政府デモを取材する報道陣をエジプト当局が妨害していると強く非難、政府はそうした行動を中止するよう求めている。
ロイター・テレビ取材班の1人は、衝突の激化を受けて営業の一時停止に追い込まれた店舗や銀行を撮影中、タハリール広場の近くで暴行を受けた。
また、米ABC放送の取材班は車を奪われ、首を切ると脅かされたとしている。
ニューヨーク・タイムズ紙とワシントン・ポスト紙の記者は数時間にわたって拘束され、中東の衛星テレビ局アルジャジーラの3人の記者も拘束後に解放されたことが分かっている。
ジャーナリスト保護委員会(CPJ)のジョエル・サイモン事務局長は、報告されているジャーナリストへの攻撃が組織的で持続的なことから、エジプト政府が関与していることは疑いの余地がないと語る。こうしたメディアへの攻撃は、エジプト政府が報道を検閲しようとするものだとCPJはみている。
米国務省のクローリー報道官は「ジャーナリストの取材を妨害するような組織的活動を強く非難する」との声明を発表。英国のヘイグ外相も「インターネットなどのネットワークを遮断したり、ジャーナリストへのこのような妨害は受け入れられるものではない」として、エジプト政府を非難した。
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