イラン核問題はG20で検討、北朝鮮ミサイル発射を非難=G8

2009年 07月 9日 08:49 JST
 

 [ラクイラ(イタリア)/東京 8日 ロイター] サルコジ仏大統領は8日、イタリアで開催されている主要国首脳会議(ラクイラ・サミット)で主要8カ国(G8)が、核問題をめぐるイランとの協議について9月に状況を見直す方針で一致したことを明らかにした。

 大統領は首脳会議の後、記者団に対し、9月24、25日に米ピッツバーグで開かれる20カ国・地域(G20)首脳会合で、イランとの協議について状況を見直す方針だと表明。「その時までに進展がなければ、判断を下す必要がある」と述べ、イランが協議を拒み続ければ、制裁強化の可能性もあることを示唆した。

 これとは別に、G8は声明で、イランの核問題をめぐり外交的な解決策を見出すことにコミットしていると表明。「イランが協議による核問題解決に向けて外交的な解決にチャンスを与えることを真に願っている」とした上で、同国の核開発による核拡散のリスクについて深い懸念を示した。

 声明は、北朝鮮による最近のミサイル発射についても、平和と安定を脅かすとして非難。同国に対し「国連安保理制裁決議へのこれ以上の違反をやめ、対話と協力に取り組む」よう求めた。 

 <麻生首相、北朝鮮に断固とした態度で臨むべきと主張> 

 日本の政府筋によると、麻生首相は討議の席で、北朝鮮のミサイル発射や核実験は国際社会の声を無視するもので、断固とした態度で臨むべきと主張した。「北朝鮮問題はアジアだけの問題ではないとし、首相の意見を支持する発言が各国から相次いだ」(同政府筋)という。

 
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