ロシアの火星探査機、打ち上げ成功も軌道外れる
[モスクワ 9日 ロイター] 火星の衛星「フォボス」の土壌サンプルを採取するため、ロシアの探査機がモスクワ時間の9日午前零時16分(日本時間同5時16分)にカザフスタンのバイコヌール宇宙基地からゼニト2SBロケットで打ち上げられたが、火星に向かう軌道を外れた。インタファクス通信が伝えた。
インタファクスがロシア宇宙庁のウラジーミル・ポポフキン長官の話として伝えたところによると、探査機「フォボス・グルント」は地球周回軌道に到達した後、エンジン点火に失敗した。バッテリーが切れる3日以内に正しい軌道に戻さなければならないという。
ロシアは1996年にも火星探査機の打ち上げを試みたが、失敗に終わった。フォボスから得られる物質は、太陽系の起源解明に役立つと期待されている。
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