リビアで行方不明の携行ミサイル、武装勢力が入手する恐れも
[アルジェ 14日 ロイター] 米当局者は14日、内戦が続いたリビアで行方が分からなくなっている携行式地対空ミサイルについて、大半は国内にあるとした上で、武装勢力などの手に渡る前に確保する必要があると語った。
リビアの元最高指導者カダフィ大佐は、携行式地対空防衛システム(MANPADS)約2万発を保有していたとみられるが、その多くは、内戦の混乱中に反カダフィ派民兵により略奪されたという。
MANPADSに関する米政府の対策本部アドバイザーを務めるデリン・スミス氏は、当地で行った記者会見で「現時点でMANPADSはリビアに存在するとみられる」とした上で、正確な数を把握するには数カ月はかかるとの見方を示した。また、米国はリビア当局と協力し、これらミサイルを政府管理下に戻すと語った。
また安全保障の専門家らは、民兵や密輸業者らがMANPADSを入手し、アルジェリアやニジェールなど近隣諸国に流出させる恐れがあると指摘。これらの国々ではアルカイダ系組織「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ組織(AQIM)」が活動しており、AQIMの司令官は武器を手に入れるため、リビアの内戦を利用したと語っている。
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