五輪開催の北京市、大気汚染は今もなお懸念=UNEP
[北京 25日 ロイター] 国連環境計画(UNEP)は25日、来年8月に夏季五輪を開催する北京市の環境に関する報告書を発表し、同市が、招致の際に公約した環境改善についてよく取り組んでいるものの、五輪本番を前に大気汚染が今だなお懸念事項であると指摘した。
UNEPは報告書の中で、北京市が大気環境の改善に向けて努力を行ってきたことを認めつつも、今も同市の環境面や公衆衛生面で大気汚染が最大の問題になっていると指摘。さらに「大気汚染が、開催側や競技者、オブザーバー、そして、北京市民にとって、懸念事項であり続けている」と付け加えた。
UNEPの広報責任者は北京で行われた記者会見で、「北京市の環境改善プロジェクトは、五輪開催決定によって促進されたのは間違いない上、長期的にポジティブな影響を同市に残すことにもなる」と語った。
8月には国際オリンピック委員会(IOC)のロゲ会長が、大気汚染がひどい場合は持久系競技の日程を変更する必要性を示唆しており、北京五輪の開催関係者にとっても、大気環境は最大の懸念事項の一つとなっている。
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