ロイター調査:08年米原油価格予想、過去最高の平均74ドル近辺

2007年 11月 27日 17:07 JST
 

 [ロンドン 26日 ロイター] ロイター調査によると、今冬は寒さが厳しくなる見込みであるうえ、ドル安やファンド資金の流入などを背景に、2008年の米原油価格は平均で過去最高の1バレル=74ドル近辺となる見通し。

 アナリスト37人のコンセンサス予想によると、2008年の米原油先物価格は平均で74.43ドルとなる見通し。これは先月時点の予想を3.94ドル上回る水準。

 年初来の原油価格の平均は70.20ドルとなっている。

 BNPパリバ・コモディティー・デリバティブズのシニアアナリストは、原油価格の平均は冬季のピーク時に100ドルに上昇し、3月から春季にかけ下落すると予想していると述べた。

 原油価格は前週、過去最高値となる99.29ドルに上昇しており、大部分のアナリストは、近く100ドルの大台に乗せると見込んでいる。原油価格は年初来で約40%上昇している。ただ、一部の関係者は、原油相場に調整が入る時期が延び延びになっていると指摘している。

 一方、アナリストらは、ロンドンのブレント原油先物の2008年の平均は72.88ドルになると予想している。これは先月時点の予想を3.34ドル上回る水準。

 ロイター調査によると、原油価格は2008年にピークを迎える見通しだが、アナリストは原油価格の長期的な見通しについて、引き続き強気の見方をしている。

 2010年の米原油先物価格の予想中央値は68.26ドルとなっている。これは10月時点の予想を5.05ドル上回る水準。

 
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