OPEC、5日の総会で小幅増産検討へ
[アブダビ 2日 ロイター] 石油輸出国機構(OPEC)は5日にアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビで総会を開く。総会では小幅な増産が検討される見通しだが、原油先物が前週、1バレル=100ドル目前の最高値から10ドルも下落したことで、加盟国間の方針の均衡点が増産からやや離れた可能性もある。
OPECも、世界経済の圧迫要因となっている原油高に対する懸念を消費国・地域とほぼ共有している。
クウェートのオライム石油相代行はロイターに「OPECは、市場を分析した結果、介入・増産の必要があれば、責任ある役割を果たす」と述べている。
今回の総会は、米経済の健全性をめぐる懸念が高まり、価格高騰でOPEC諸国の主な収入源である原油需要が減少する兆しが出ているなかで開かれる。増産を決定すれば、今年2回目となる。
OPEC最大の輸出国であるサウジアラビアは、原油価格高に懸念を示しているが、政策に関するコメントは控えている。
一方、生産量が少なく影響力も限定的なインドネシアは、日量50万バレルの増産を支持している。
OPEC内では、消費側が十分な原油を確保しており、原油価格高騰をもたらしている要因は投機筋、ドル安、政治的緊張というのが一致した見方となっている。
サウジのヌアイミ石油鉱物資源相は先週、「確実に十分な供給がある」、「価格は、市場のファンダメンタルズと関係ない動きをしている」と述べている。 続く...
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