クリントン氏、カリフォルニア州勝利が候補指名の道開くか

2008年 02月 6日 18:19 JST
 
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 [サンフランシスコ 5日 ロイター] 2008年米大統領選挙の候補者選び。民主党候補にヒラリー・クリントン上院議員がなったならば、カリフォルニア州予備選の勝利がカギだったと考えられそうだ。

 理由は、最も人口の多い同州の代議員獲得の仕組みが複雑なこと以外に、「トレンド・セッター」というステータスにある。全米20以上の州で一斉に予備選挙・党員集会が実施された「スーパーチューズデー」は、クリントン候補とオバマ候補とで相譲らずの状況。それだけに、クリントン氏がカリフォルニア州を押さえたことは、よりドラマチックだ。

 過去50年以上にわたって米大統領選挙を追ってきたマービン・フィールド氏は「カリフォルニアは非常に重要」と語る。同氏によれば、オバマ氏がカリフォルニアを落としたことは、ヒラリー氏にとって分水嶺となる勝利。一方、オバマ氏については、それまでの躍進がカリフォルニアで水を差されたことになるという。

 11月の本選挙で勝利すれば初の女性大統領となるクリントン氏は、元大統領である夫(ビル・クリントン氏)に対する強い支持を足がかりに選挙戦を展開。ファインスタイン上院議員、ロサンゼルス市長、サンフラシスコ市長といった政治家の支持も取り付けた。出口調査では、女性やラテン系の票を集めたとされる。

 「スーパーチューズデー」に至るまで、オバマ氏は他の州を回っていた。クリントン氏は、夫の支援も受けてカリフォルニア州中を回って活動した。

 オバマ氏も、有力議員やカリフォルニア州の有力紙の支持を得たが、結局クリントン氏の持つ政治パワーに勝つことはできなかった。

 「ここでクリントン・ブランドを打ち負かすことは非常に困難」と述べるカリフォルニア州の民主党政治コンサルタント、ゲリー・サウス氏は「(ビル)はワシントンにいる間も、自分のブドウ畑のようにこの州に気配りしていた」と述べている。

 1972年の米大統領選挙の民主党候補となったマックガバン元上院議員は、やはりカリフォルニア州の予備選挙で勝利した。

 マックガバン氏は「カリフォルニアは非常に重要だが、勝者総取りだった1972年ほどではない」とロイターに語った。

 代議員獲得システムが変わったいま「過酷な戦いになると思う。大票田は多く残っている。だれが指名獲得するか、見極められるのにはしばらくかかりそうだ。党大会までずれ込む可能性すらある」と述べている。

 
 
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