故ブット元首相、著書で暗殺者の名前など知っていたと明かす

2008年 02月 12日 20:00 JST
 
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 [ニューヨーク 11日 ロイター] 昨年12月に暗殺されたパキスタンのブット元首相が生前、自分を狙う暗殺者らの名前や携帯電話番号を事前に知っていたことがわかった。元首相が暗殺の数日前に書き上げた遺作で、12日に世界中で発売される全318ページの「Reconciliation: Islam, Democracy and the West(原題)」の中で明かした。

 ブット氏は同書の中で、パキスタン当局からイスラム過激派のベイトラ・メスード司令官やアルカイダ指導者ウサマ・ビンラディン容疑者の息子、そのほか武装勢力2グループが同氏を狙っているとの情報を得たと説明。「(ブット氏に)共感的なイスラム系の外国政府から、暗殺者らの名前や携帯電話の番号を得ていた」と述べている。

 またブット氏は生前ムシャラフ大統領に対し「もし私が武装勢力によって暗殺された場合、それは私を排除するとともに私が政権に与える脅威を取り除こうとする現政権支持者によるものだと語った」としている。

 パキスタンでは昨年10月、8年ぶりに帰国したブット元首相を狙ったとみられる自爆攻撃で少なくとも139人が死亡。ブット氏は結局、12月27日の選挙集会後に銃撃と自爆攻撃によって暗殺された。

 パキスタンでは、2月18日に総選挙が実施される予定となっている。

 
 
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