タイ、3月3日付で資本規制を撤廃=中銀
[バンコク 29日 ロイター] タイ中央銀行のタリサ総裁は29日、3月3日付で資本規制を撤廃すると発表した。タイでは2006年終盤に、バーツの急騰を受けて資本規制が導入されていた。
同総裁は記者団に対し、経済が改善していることから資本規制の撤廃は可能だと語った。
資本規制の導入後、オフショアとオンショアで取引が展開されていたタイバーツは、規制撤廃の発表後、オフショア市場で弱含み、オンショア市場の水準に近づいている。
スタンダード・チャータード銀行のストラテジスト、カラム・ヘンダーソン氏は「(オフショア市場の)バーツはオンショアの相場に向かい一致していくだろう」と語った。
オフショア市場のバーツは1米ドル=30.90バーツと、この日の高値29.70バーツおよび資本規制撤廃発表前の30.50バーツ付近から下落。
オンショア市場のバーツは、発表前の31.90バーツから31.35バーツに上昇。
タリサ総裁は、タイ中銀がバーツ相場支援に向けた他の対策を念頭に置いていることから、バーツを他のアジア通貨の動向に沿った水準に維持することに自信を示した。
総裁はまた、国内企業による海外投資枠の上限をさらに引き上げる方針を明らかにした。
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