韓国中銀が政策金利5.00%に据え置き、総裁は今後の利下げに含み
[ソウル 10日 ロイター] 韓国銀行(中央銀行)は10日の金融政策委員会で、政策金利を5.00%に据え置くことを決めた。据え置きは8カ月連続で、市場の予想通りだった。
韓国中銀は昨年7月と8月に25ベーシスポイント(bp)利上げをしたが、それ以降は据え置いている。
インフレは中銀の目標を上回っているものの、景気減速の兆しが出ている。今回、景気悪化を示すさらなる材料が出るか見極めるために据え置きを決定したとみられる。
ロイターのエコノミスト調査では、16人全員が据え置きを予想。ただ、13人は年内に0.25─1%ポイントの利下げが行われると予想していた。
李成太総裁は「国外の環境は悪化している。そのため、韓国経済は数カ月前の予想に比べ、著しく鈍化する見込みだ」と述べ、今後の利下げに含みを残した。
アナリストは、李総裁の発言を、中銀が来月初めにも利下げに踏み切る可能性を示唆したものと受け止め、債券市場が急伸したほか、ウォンは他のアジア通貨をアンダーパフォームした。韓国が利下げすれば2004年終盤以来となる。
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