4月の豪インフレ指標、過去最高の前年比+4.3%=民間調査
[シドニー 5日 ロイター] TDセキュリティーズとメルボルン研究所が発表した4月の豪インフレ指標「TD─MIインフレ指数」は前年比で過去最高だった。医療、燃料、家賃が値上がりした。
インフレ指標は前月比0.5%上昇、3月の0.4%から上昇が加速した。前年比では4.3%上昇と、5年前に指数の算出が始まって以来の高水準を記録、豪準備銀行が目標とする2─3%を上回った。
TDセキュリティーズのシニアストラテジスト、ジョシュア・ウィリアムソン氏は「ショッキングな結果だ。インフレ加速を受けて、豪政策金利の次の動きは引き下げ方向との見方を変えたほうがいいのかもしれない。インフレ率が準備銀の目標圏を大幅に上回るなか、年末までに利下げが行われる可能性はますます小さくなった」と述べた。
豪準備銀行は6日、月例の理事会を開催する。3月の理事会では政策金利のオフィシャルキャッシュレートを7.25%に引き上げており、市場では、6日に利上げがある可能性を小幅に織り込んでいる。
利上げを受けて消費にはやや減速感が出ているものの、今年第1・四半期のコア消費者物価指数(CPI)伸び率は4.2%と、17年ぶりの高水準となっており、準備銀行は難しい判断に迫られている。
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