豪中銀が政策金利据え置き、需要減退に言及し今後に不透明感

2008年 05月 7日 06:02 JST
 

 [シドニー 6日 ロイター] オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)は6日の理事会で、政策金利であるオフィシャルキャッシュレートを12年ぶりの高水準である7.25%に据え置くことを決定した。

 中銀は金利据え置きに伴って発表した声明で、追加引き締めが必要ないとも受け取れる需要の減退に言及した。

 スティーブンス総裁は声明で、インフレは、短期的には高水準を保つものの、その後需要の減退に伴い徐々に低下するとの見通しを示した。

 「インフレが時の経過とともに低下するためには、総需要の伸びが2007年と比べて大幅に鈍化する必要がある。現在そうなりつつあることを示す証拠が積み上がっている。需要の伸びは今年、穏やかな水準にとどまるというのが、現段階の理事会の評価だ」と表明した。

 声明は、大方の予想ほどタカ派的でない、と受け止められ追加利上げ観測が後退、豪ドルは下落、豪債券は上昇した。

 マッコーリーのストラテジスト、ロリー・ロバートソン氏は「RBAの据え置きが長期にわたる、という印象が強い。次の動きが利上げか、それとも利下げかは、世界的な信用収縮がさらに深刻化するか、収束に向かうか次第になるだろう」と述べた。

 RBAはインフレ抑制を目的に、2月と3月の2回利上げしている。

 それ以降、過去の引き締めの内需抑制効果がでていることが小売統計などで示されてきた。  続く...

 
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