再送:東シナ海ガス田開発問題で大きな進展、解決にめど=日中首脳会談
[東京 7日 ロイター] 福田康夫首相と胡錦濤・中国国家主席は7日、会談終了後に共同記者会見に臨み、懸案の東シナ海ガス田開発問題で大きな進展があったことを明らかにした。福田首相は「長年の懸案に解決のめどがたった」とし、胡主席も「問題解決が見えてきた」と表明。
両首脳は今後細目を詰めてできるだけ早期に合意することで一致したことを明らかにした。
また、福田首相は、気候変動問題で2013年以降の新たな枠組み(ポスト京都議定書)づくりに積極的に参加していく方針を日中共同声明に盛り込んだことや、分野別アプローチに対し中国から前向きな評価が得られたことを会談の成果としてあげ、「有意義な会談が出来た」と述べた。
これに対して胡主席は「率直で友好な雰囲気のなかで、率直に深く意見交換を行い、幅広いコンセンサスを得た」と述べ、「中日関係は新しい歴史のスタート時点にたっている」と関係改善を評価した。
中国のチベット自治区での騒乱問題では、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世側の特使と中国政府の対話が実現し「引き続き双方が接触を行うこと」と「接触が積極的な成果を上げることを望んでいる」と説明。
福田首相は8月の北京オリンピックの成功に向けた協力を約束したほか、開会式出席について「まだ先のこと」としながらも、「前向きに検討する」ことを明らかにした。
両首脳は会見で友好関係を強調。会談では「戦略的互恵関係」の推進を確認し、双方が日中関係にとどまらず、アジア太平洋地域や世界の平和と安定、発展のために貢献していくことで一致した。これらを今後の日中関係の方向性の指針となる「日中共同声明」に盛り込んだ。東シナ海資源開発問題など懸案事項に進展があったことも明らかになったが、最終決着までは至らず早期決着を確認した。
中国の国家主席の来日は1998年11月の江沢民国家主席(当時)以来、約10年ぶり。胡錦濤国家主席の訪日は10日までの5日間で、2003年に同氏が国家主席就任以来、公式訪問としては最長。またチベット騒乱後初めての外国訪問となる。 続く...
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