中国・四川大地震、食糧・エネルギー価格上昇につながる可能性=新光証・小原氏
[東京 13日 ロイター] 新光証券のグローバルストラテジスト、小原篤次氏は13日、中国・四川省で12日に発生した大地震が世界の食糧価格の引き上げ材料になる可能性があり、エネルギー価格の上昇にもつながるとの見解を示した。
小原氏は、13日にまとめたリポートの中で、制約された情報の中での判断と断った上で、被災地域への食料供給を材料に、小麦やコメといった世界の食糧価格を引き上げる材料となるほか、石油や天然ガスの供給停止が長引けば、エネルギー価格を押し上げる材料になる可能性があるとしている。
2005年の統計によると、地震のあった四川省、重慶市は、天然ガス供給で全国全土の29%、水力発電供給で同18%、化学肥料生産で同13%を占めている重化学工業の重要地域であると小原氏は指摘している。
ロイターは、中国の石油大手ペトロチャイナが今回の地震被害の点検のため、主要パイプラインを停止させていると報道。上海、深セン証券取引所上場の66社が取引を停止しているほか、香港上場企業では四川高速道路や重慶鋼鉄も取引を停止している、という。
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