ニュージーランド、経済の方向性が鮮明になるまで金利据え置くべき=IMF

2008年 05月 20日 10:22 JST
 

 [ワシントン 19日 ロイター] 国際通貨基金(IMF)は19日、ニュージーランド経済に関する年次報告を発表し、インフレ上昇と世界的な信用市場の混乱が続く中、同国は経済の方向性がはっきりするまで金融政策を据え置くべきとの見解を示した。

 IMFは報告の中で、ニュージーランド準備銀行(中央銀行)の昨年の利上げ決定は「適切」で、住宅価格インフレの緩和に役立ったと指摘。また、多額の財政黒字を徐々に削減する政府の計画に支持を表明したが、そうした措置はインフレ圧力が緩和して初めて行うべきだとも釘を刺した。

 ニュージーランドドルについては、インフレ圧力が緩和して政策金利が正常化すれば、資本の流入が減り、為替相場は下落すると予想しつつも、実質実効為替レートの均衡水準は、商品価格上昇が部分的に定着する見込みであるため、歴史的平均を上回って推移する可能性が高いとの見方を示した。

 
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