ベネズエラ、EUが移民新基準適用なら原油輸出を中止すると警告
[カラカス 19日 ロイター] ベネズエラのチャベス大統領は19日、欧州連合(EU)が不法移民に対する新たな基準を適用するのであれば、EUへの原油輸出を中止する、と警告した。
この基準は、人権保護団体から批判を受けている。
チャベス大統領は、ベネズエラを訪問した次期パラグアイ大統領と開催したイベントで「手をこまねいているわけにはいかない。この基準を適用した欧州国家に対しては、関係断絶はしないが、少なくとも原油の輸出を中止する」と述べた。
また、新たな基準を適用したEU加盟国については、投資受け入れを見直す可能性があるとも述べたが、詳細には触れなかった。
同大統領は、過去にも定期的に条件付きで原油輸出中止を警告しているが、実施した例はない。ただ警告を受けて原油価格が上昇した例はある。
また全般的な対欧州関係は対米関係に比べて良好で、ベネズエラ自体が新基準の影響を最も受ける国の1つになることはないとみられている。
しかしチャベス大統領のこうした強硬発言は、富裕国による不法移民に対する措置への不満が特に強いボリビアやエクアドルなどの同盟国を後押しする形となっている。
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