G8の気候変動声明、削減目標の基準年設定なく「後退」=南ア環境相

2008年 07月 8日 17:32 JST
 

 [札幌 8日 ロイター] 南アフリカのファンスカルクビック環境相は8日、主要8カ国(G8)が採択した気候変動に関する声明について、受け入れ難いと述べた。

 この声明は「ビジョン」を定めてはいるが、温室効果ガスの大幅削減に向けた確固たる目標は設けていない。

 環境相は「声明を読めば進展があったかのようだ。しかし、気候変動問題への対処で意味のある貢献をなすために必要な努力から後退した可能性があり、われわれは懸念している」と話した。

 その上で「意味を持ち、信頼に足るものであるには、長期目標の基準年を設定するべきだ。また、野心的な中期目標と行動により支えられなければならず、公正な責任分担枠組みに基づく必要がある」と述べた。

 環境相は「声明における野心のレベルがG8の最小公約数であったことに落胆している」と話した。

 
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