ネパール初代大統領に会議派のヤダブ氏、毛派候補敗北で政治的混乱も

2008年 07月 22日 09:12 JST
 

 [カトマンズ 21日 ロイター] 君主制から共和制に移行したネパールの制憲議会は21日、同国初の大領に中道・ネパール会議派のラム・バラン・ヤダブ氏(61)を選出した。

 ヤダブ氏は議会での大統領選出投票で590票のうち308票を獲得し、第1党のネパール共産党毛沢東主義派が推すラム・ラジャ・プラサド・シン氏を破った。

 ネパールでは、毛派との長期にわたる内戦を平和的に終結する過程の一環として239年間続いた王制を廃止し共和制に移行。しかし今回の大統領選により一段の政治的混乱に陥る可能性もある。

 毛派トップのプラチャンダ書記長を首相とする政権の発足には懐疑的な見方も出ている。毛派の指導者は記者団に対し「結果は癒着した協調関係によるものだ。われわれは政権を発足させない。強力な反対勢力として憲法策定に取り組む」との立場を表明した。

 
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