現在の原油価格は依然として異常な水準=OPEC議長
[ジャカルタ 29日 ロイター] 石油輸出国機構(OPEC)のヘリル議長は29日、現在の原油価格は依然として異常に高いとの認識を示した。また、市場は現在均衡しており、価格が下げ続けてもOPEC加盟国は生産を縮小すべきでないと述べた。
米ドルが上昇を続け、地政学的な懸念が後退すれば、原油価格は長期的に1バレル80ドルあるいはこれをやや下回る水準に下落する可能性があるという。
同議長は記者団に対し「1バレル123ドルという現在の水準は異常だ」と述べた。詳細は明らかにしなかったものの、これまでにもOPEC関係者は、原油価格の高騰は供給不足によるものではないとの考えを示している。
原油価格相場は、今月初めにつけた1バレル147ドル超の最高値からは22ドル下落しているが、依然として前年比30%高の水準にある。
同議長はまた、原油価格が下落を続けるならOPEC加盟国は供給を削減すべきかとの質問に対して「そうは思わない。なぜ生産を縮小しなければならないのか。加盟国はいつも需給を考え、需要を満たそうとしている」と答えた。
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