豪食品小売り業界、一層の競争と価格設定の透明性が必要=規制当局

2008年 08月 5日 18:53 JST
 

 [キャンベラ/メルボルン 5日 ロイター] オーストラリア自由競争・消費者委員会(ACCC)は5日、同国の食料小売り業界は一層の競争と価格設定の透明性が必要だ、との報告書を発表した。豪政府は6カ月前、食料価格の高騰を背景に、ACCCに調査を依頼していた。

 報告書は、国内の2大スーパーマーケットチェーンが小型店の進出を妨害しないよう、ショッピングセンターの開発申請と進出地域について、政府が監視を行う必要がある、と指摘した。

 オーストラリアの食料小売り業界は、ウェストファーマーズ(WES.AX: 株価, 企業情報, レポート)傘下のコールスと、ウールワース(WOW.AX: 株価, 企業情報, レポート)が全体の80%を支配しており、消費者から価格が高すぎるとの批判が上がっていた。

 また同報告書は、消費者がすぐに価格比較を行えるよう、単価表示も求めている。

 記録的な支持率を誇るケビン・ラッド首相にとっても、食品の価格上昇は頭の痛い問題となっている。同国のインフレ率は16年ぶり、住宅ローン支払い額は12年ぶりの高水準に達している。

 
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