米大統領選、副大統領候補の憶測が最高潮に
[ワシントン 19日 ロイター] 11月の米大統領選に向け、指名獲得が確定している民主党のオバマ上院議員と共和党のマケイン上院議員による副大統領候補発表が迫るなか、候補選びをめぐる憶測が最高潮に達している。
民主党の副大統領候補は、来週コロラド州デンバーで開かれる党大会で27日に正式指名を受ける予定となっていることから、オバマ氏は今週中に候補を発表するとみられている。
同氏は、デンバーでの党大会に先立ち、昨年2月に大統領選出馬を表明したイリノイ州スプリングフィールドの旧州議会議事堂で23日に集会を開く予定を明らかにしており、その際に副大統領候補を発表する可能性がある。
共和党は9月第1週に党大会を予定しているため、マケイン氏は来週中にも候補を発表する見通し。同氏は、オバマ氏による指名受諾演説の翌日に当たる8月29日に、激戦州とされているオハイオ州で集会を予定している。マケイン陣営はこれについてコメントを控えたが、その日に副大統領候補を発表する可能性があるとの報道を否定しなかった。
オバマ氏の副大統領候補をめぐっては、バージニア州知事のティム・ケーン氏、インディアナ州選出のエバン・バイ上院議員、デラウエア州選出のジョぜフ・バイデン上院議員の3候補を中心に指名の観測が強まっている。
オバマ氏は最近、3候補とそれぞれ会ったかあるいは話しており、20日には選挙戦でバージニア州を訪れる。また、19日に行った演説では、バイデン上院議員が提案しているグルジア復旧支援策への支持を表明した。
オバマ氏は、ケーン知事といった新しい顔ぶれを選ぶことで「変革」のメッセージを強調する可能性もあれば、外交面での信頼を高めるためバイデン氏のような人材を指名する可能性もある。
マケイン氏の副大統領候補をめぐる憶測は、ミネソタ州知事のティム・ポーレンティー氏、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事、通商代表と行政管理予算局長を務めたロブ・ポートマン氏、国土安全保障長官とペンシルベニア州知事を務めたトム・リッジ氏などに絞り込まれている。
外交・軍事政策で知られるマケイン氏は、経済面での信頼を高めるため、ロムニー氏あるいはポートマン氏を選ぶ可能性もある。また、ポーレンティー氏あるいはリッジ氏を指名した場合、激戦州であるミネソタ州とペンシルベニア州での票獲得につながる可能性がある。
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