スイスのインフレ率、景気減速で低下の見通し─中銀総裁=新聞
[チューリヒ 26日 ロイター] スイス国立銀行(中央銀行)のロート総裁は、現在15年ぶり高水準にある同国のインフレ率について、景気減速に伴って低下するとの認識を示した。26日に公表されたスイス紙フィナンツ・ウント・ヴィルトシャフトとのインタビューで語った。
インタビューは27日付の紙面に掲載される。
総裁は「世間ではインフレ率の上昇が予想されているようだが、われわれは依然、状況は落ち着くとみている」と述べ、「インフレ率が今夏でピークに達したことを願っている」と付け加えた。
総裁はまた、現在のスイス経済は6月の金融政策委員会での見通しと一致していると表明。「エネルギー価格の一段の上昇はみられず、むしろ下落している」とし、「唯一新しい側面はドル相場の調整だ。ドルは10%程度上昇しており、輸入物価の上昇につながる傾向がある」と述べた。
景気動向についても、6月の予想通り減速しているとし、「減速の兆候は上期よりも下期により顕著に現れるだろう」と指摘。「他国ほど急激にはならないものの、減速が続く見通しだ」と付け加えた。
総裁は、中銀のインフレ見通しについて「二次的影響によって予想以上にインフレ率が高止まりするリスクは確かにある」とした上で、スイス経済の柔軟性や非中央集権的な労働市場、競争拡大などによって二次的影響は限定的になるとの見方を示した。
© Thomson Reuters 2009 All rights reserved.
G8、温暖化ガス80%削減で合意
主要8カ国(G8)は世界の気温上昇幅を摂氏2度以内に抑えるとともに、地球温暖化ガスの排出量を80%削減することで合意した。 記事の全文 | ビデオ
















