韓国ウォンが過去10年余りで最大の上げ、当局が介入実施のもよう

2008年 09月 8日 17:19 JST
 

 [ソウル 8日 ロイター] 外国為替市場で8日、韓国通貨ウォンの対ドル相場が過去10年余りで最大の上げを記録した。韓国株式市場の大幅高が背景。さらに、通貨当局がウォン押し上げのためドル売り介入を実施したとみられている。

 輸出業者が決済目的でウォンを購入する一方、国内外で金融危機への懸念が和らいだことで市場参加者がドルの持ち高を削減した。

 アナリストらによると、ウォンは一段の上昇が見込まれている。10億ドルの国債発行が予定されていることに加え、通貨当局によるドル売り介入への懸念が根強いためだ。

 KBフューチャーズの通貨アナリスト、Lee Tark-koo氏は「短期的に(対ドルで)1060ウォンまで上昇する可能性がある。ただ、ウォンの中長期的な見通しは依然として弱気だ」と話した。

 0600GMT(日本時間午後3時)現在、ウォンは1ドル=1080.8/1081.4ウォンで推移している。5日の国内市場終値の1117.8ウォンから3.4%上昇した。1日の上げとしては、1998年3月23日以来の大きさとなる。

 
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