金融安定化法案否決、オバマ氏の指導力不足が原因=マケイン氏

2008年 09月 30日 09:02 JST
 

 [ワシントン 29日 ロイター] 米下院が金融安定化法案を否決したことについて、大統領選の共和党候補マケイン氏の陣営は、指導力を発揮できなかったとして、民主党候補のオバマ氏を批判した。

 オバマ氏は、最終的には合意は可能だと楽観している、と述べた。

 マケイン氏の経済顧問、ダグラス・ホルツ・イーキン氏は声明で「オバマ氏は指導力の発揮に失敗、マケイン氏を攻撃した。オバマ氏は法案を支持するかどうか明確にすることすら拒否した」と述べた。

 マケイン氏はワシントンで週末、関係者と電話で協議したが、議会に赴くことはなかった。一方、オバマ氏は、ポールソン米財務長官や議会指導部と電話で話し合いを行ったものの、選挙活動は継続した。

 ホルツ・イーキン氏は「金融安定化法案が否決されたのは、オバマ氏と民主党が国よりも政治を優先させたためだ」との見方を示した。

 下院は29日、金融安定化法案を反対228・賛成205で否決した。民主党は過半数が支持したのに対して、共和党では過半数が反対した。共和党の反対票は133で、民主党の反対票は95となった。

 オバマ氏は、遊説先のコロラド州ウエストミンスターで、金融安定化法案は依然、成立する可能性がある、との見方を示した。オバマ氏は「民主党と共和党はともに、少なくとも目先の問題悪化を食い止められるような緊急救済パッケージをまとめる責任がある」と述べた。

 
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