豪中銀による来週の利下げはほぼ確実、50bpの利下げが濃厚
[シドニー 3日 ロイター] オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)は、来週7日の金融政策決定会合で2カ月連続で利下げを実施することがほぼ確実であることがロイター調査の結果で明らかになった。
ロイターが20人のエコノミストを対象に実施した調査で、全員が次回の決定会合での利下げを予測した。
政策金利であるオフィシャルキャッシュレートは現在7.0%。利下げ幅については、15人が50ベーシスポイント(bp)、残る5人が25bpと予測した。50bpの利下げが実施されれば、2001年4月以来となる。
オーストラリアでは国内経済指標が堅調なため、数週間前まではRBAが9月に25bpの利下げに踏み切った後はしばらく利下げはないとの見方が強かった。しかしその後、世界的な信用収縮が深刻化し、資源輸出と海外からの投資への依存度が高いオーストラリア経済の先行き懸念が高まっている。
マッコーリーのストラテジスト、ロリー・ロバートソン氏は「世界的に景気が減速し、商品価格が低下している。高水準にある金利が早急に引き下げられなければ、オーストラリア経済は最終的にはリセッション(景気後退)に陥るだろう」と述べ、政策金利は今後1年6カ月で5%まで引き下げられる可能性があると予測した。
RBAが来週の政策決定会合で50bpの利下げを予想したアナリストが多かったのは、銀行間の資金貸し出しが滞り、資金調達コストが上昇しているためだ。
あるエコノミストは「このような状況下では、RBAは予測されていたよりも積極的に利下げを実施する必要がある」と述べ、09年末の金利水準を5.5%と予測した。
今回の調査では、09年末の金利水準予測の中央値は5.75%だった。
一方、ドイツ銀行のチーフエコノミストのトニー・ミーア氏は「RBAは来週25bpの利下げを行い、効果を見定めた上で11月と12月に金利水準を検討するだろう」と予測した。
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