カナダ首相が内閣改造、経済に重点
[オタワ 30日 ロイター] カナダのハーパー首相は30日、内閣改造後の閣僚の顔ぶれを発表し、新内閣では世界的な経済危機を確実に乗り切ることに重点を置く意向を示した。
フレアティ財務相は予想通り留任。近く相次いで開催される、金融危機をめぐる国際会議への出席を予定している。
同首相は声明で「カナダ経済のファンダメンタルズは、他の多くの国に比べて、引き続き堅調で安定し、底堅いが、国外で起きていることに対し、われわれが免疫を持っていないことは明らかだ。このため、カナダの企業と国民がいかなる世界的な経済危機も乗り切るために必要な安心を保証することが、新内閣の中心的な役割となっている」と述べた。
このほか、首相は数人の閣外相を置き、全閣僚の約3分の1は女性が占めることになった。
14日の総選挙では、与党保守党が議席数を増やしたものの、単独過半数には至らなかった。
選挙活動中に、ハーパー首相とフレアティ財務相は、今後4年間は財政赤字を出さないと公約していたが、すでに方針を変えたもよう。
同財務相は、「厳しい時期」が目前にあると予想し、今年は小幅の財政黒字となることに依然として自信を示しつつも、来年には赤字に転落する可能性を認めた。
首相は「経験豊かな、経済に重点を置いた内閣になる。カナダ国民の収入、貯蓄、財政的な安心を保証する底堅い基盤を築くつもりだ。また、かつてないほど深刻な世界的混乱の時期にカナダが台頭することも目指す」と述べた。 続く...
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