ソマリアのイスラム原理主義勢力、タンカー救出に向け海賊を攻撃
[モガディシオ 22日 ロイター] ソマリアのイスラム原理主義勢力が22日、活発化する同国の海賊に乗っ取られたサウジアラビアの超大型タンカー「シリウス・スター」を救出するため、攻撃に乗り出した。同勢力のスポークスマンが明らかにした。
シリウス・スターは1億ドル(約96億円)相当の石油を搭載、フィリピンやサウジ、クロアチア、ポーランド、英国からの乗組員25人が乗船している。ソマリアの海岸線の中ほどにある町Haradheere近くの沖合いに停泊中とみられている。
イスラム原理主義勢力の一派は、「イスラム教徒の」船を乗っ取ったことに対する報復として、海賊を攻撃すると宣言。スポークスマンは22日、ロイターの取材に「戦闘員を手配した」と語った。まずは物資や連絡を制限することで内地とシリウス・スターに乗っている海賊メンバーとのやり取りを遮断することから始めるという。
ただ、イスラム原理主義勢力の間でも動きは統一されておらず、Haradheere住民がロイターの電話取材で語ったところでは、別のグループは海賊が得た身代金の一部を何らかの条件と引き換えに得ようと海賊メンバーと交渉している。
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