タイ警察、公共の場での5人以上の集会を禁止

2008年 12月 1日 08:31 JST
 

 [バンコク 30日 ロイター] 反政府派市民団体による首都バンコクの2つの主要空港の占拠が続くタイで30日、警察は公共の場での5人以上の集会を禁止し、違反者には禁固刑または罰金刑に処すと通達した。

 タイでは反政府派市民団体の「民主市民連合(PAD)」がスワンナプーム国際空港を25日から、ドンムアン空港を27日から占拠しており、観光客など約10万人が足止めされる事態となった。

 反政府派市民団体による空港の占拠を非難し政府支持派がバンコク市内で大規模な集会を開いたことで、両者による衝突の懸念が高まっている。9月に政府支持派が集会を開いた際はPADとの間で小競り合いが起こったため、警察は両者の衝突を避けるべく最大限の努力をするとしている。

 警察が具体的にどのような手段を用いて5人以上の集会を制限するのかは不明だが、30日には約200人の機動隊員が出動し、市内の警戒にあたった。

 観光と輸出産業への依存度が高いタイ経済は今回の空港占拠で大きな痛手を被っている。バンコク・ポスト紙によると、スチャート財務相はタイの経済成長率は2007年の4.9%から2%に低下するとの見通しを明らかにしている。

 
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