第3四半期の豪GDP伸び率は8年ぶり低水準
[シドニー 3日 ロイター] 第3・四半期のオーストラリアの経済成長率は、ここ8年で最も低い伸びにとどまった。景気後退入りする国が相次ぐなか、国内株式市場下落による負の資産効果も重なり、個人消費や企業の投資が冷え込んだ。
天候回復に支援された農業部門を除外するとマイナス成長となった。
コモンウェルス銀行(CBA)のチーフエコノミスト、マイケル・ブリス氏は「第3・四半期は成長がとまったようだ。プラス圏にあるが、のりしろはそれほど大きくない」と述べた。
豪統計局が3日発表した2008年第3・四半期の実質国内総生産(GDP)伸び率は季節調整済みで前期比プラス0.1%。すでに下方修正されていた市場予想の同プラス0.2%(ロイターまとめ、予想中央値)を下回った。
干ばつの緩和による農業部門の回復が寄与した。農業部門を除くと前期比マイナス0.3%となった。
前年比ではプラス1.9%。第2・四半期のプラス2.9%、4%を上回った2007年第3・四半期から大きく減速した。
豪準備銀行(RBA、中央銀行)は2日、政策金利を100ベーシスポイント(bp)引き下げ4.25%とした。投資家は追加利下げを予想。金利先物は、来年には1960年代初頭以来の水準である3.0%に接近する可能性を織り込んでいる。
<辛くもマイナス成長は回避> 続く...
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