ギリシャ暴動で200人以上逮捕、野党は解散要求

2008年 12月 10日 12:24 JST
 

 [アテネ 9日 ロイター] 警官による少年射殺をきっかけにギリシャ各地で起きている暴動は4日目の9日、首都アテネの国会議事堂前などで前日に続いて機動隊と抗議者らが衝突。事態が収まる気配は見えていない。

 議事堂前では、デモ隊の若者らが警官に対して投石しながら「国会を燃やせ」と連呼。機動隊は催涙ガスを発射するなどして対抗した。

 警察によると、これまでの逮捕者は200人以上に上り、一部には略奪容疑で逮捕された者もいる。アテネだけで1万5000人の警官が出動しているが、事態を悪化させないために、デモ隊との直接的な衝突は避けている状況だという。

 一方、カラマンリス首相は、最大野党・全ギリシャ社会主義運動のパパンドレウ党首らと会談し、暴動に反対する立場で協力を要請。これに対し、パパンドレウ党首は要請を拒否した上で、「内閣ができる唯一の措置は、辞職して国民に信を問うことだ」と、カラマンリス首相に退陣と早期の解散総選挙を求めた。

 
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