北極の氷、観測史上最小規模に縮小=世界気象機関

2008年 12月 17日 08:36 JST
 

 [ジュネーブ 16日 ロイター] 世界気象機関(WMO)は16日、北極地域周辺の氷の量が観測史上最小の規模に縮小したと発表した。また、2008年の世界の平均気温は14.3度と21世紀に入って最も低かったものの、温暖化の傾向は変わらないとしている。

 WMOのミシェル・ジャロー事務局長は「北極地域で起きていることは地球温暖化の重要な指標の1つ。全体の傾向は依然として上昇だ」と述べた。

 ジャロー事務局長が記者会見で発表した報告書では、北極海の氷はことしの夏、衛星観測を開始した1979年以降で2番目に小さい面積になった。

 さらに報告書は「氷は2008年にさらに薄くなったので、全体的な氷の量は過去のどの年よりも少ない」と指摘。北極海の氷は30年来の縮小傾向に拍車がかかっているとしている。

 
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