OPECの減産実施率、09年第1四半期は60─70%=EIA

2008年 12月 19日 09:49 JST
 

 [ワシントン 18日 ロイター] 石油輸出国機構(OPEC)加盟国による合計日量420万バレルの減産の実施率は、2009年第1・四半期は60─70%となる見込みだが、その後は徐々に低下する。

 米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)のアナリストが18日、匿名を条件にロイターに対して語った。

 同アナリストは、OPEC加盟国による減産の実施率は通常、減産決議の直後の四半期に最大になると述べ、石油依存度が高いOPEC加盟国がいずれ増産に動くとみられるため、第1・四半期以降は減産の実施率は徐々に低下すると予測した。

 その結果「09年全体でみると減産の実施率は決議分の50%になるというのが妥当な予測だ」と述べた。

 また、これまで一部OPEC加盟国が減産の決議に反して増産に転じ始めると、サウジアラビアが増産分を相殺するため自国の生産分をさらに削減することが多かった。しかし同アナリストは今回は事情が違うとしている。

 「他の加盟国が減産決議を遵守しなければ、サウジアラビアも厳しく遵守せず、原油価格の下落を容認するだろう」と述べた。

 OPECは今週開催した臨時総会で、来年1月から日量220万バレルの減産を実施することで合意。前回決定した日量200万バレルの減産を加えると、合計で日量420万バレルの減産となる。

 
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