09年の世界原油需要、前年比50万バレル減
[ロンドン 16日 ロイター] 国際エネルギー機関(IEA)は16日、月次報告書を公表し、世界的な景気低迷で原油需要が減少するとして2009年の世界原油需要見通しを前回予想から大幅に下方修正し、08年から50万バレル減少すると予測した。
下方修正により世界の原油需要は2年連続で前年から減少すると予想されている。2年連続での減少は1980年台初頭以来。
IEAは09年の世界原油需要予測を前回の予測から日量94万バレルの下方修正し、日量8530万バレルになると予測した。IEAは「世界的な経済状況を再度見直し、09年の世界原油需要見通しを大幅に下方修正した」と述べた。
IEAは前回の月次報告では、原油需要は08年に前年比で減少するものの、新興国の需要増に押され、09年には再び増加するとの予測を示していた。
IEAは今回の月次報告書で中国の原油需要の伸びは日量9万バレルに下方修正。伸び率は2001年以来最低となるとしている。
需要減退を受け、OECD加盟国では原油在庫が約5年ぶりの高水準に高止まりしている。OECD諸国の原油在庫は10月末で56.8日分、11月末で56.4日分の需要に相当した。
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