安保理決議に対する北朝鮮の反応、想定されるシナリオ

2009年 06月 12日 17:04 JST
 

 [ソウル 12日 ロイター] 国連安全保障理事会(安保理)の常任理事国と日韓の7カ国がまとめた北朝鮮の2回目の核実験に対する制裁決議案は、間もなく開催予定の会合で全会一致で採択される公算が大きいとみられる。

 米国のゲーツ国防長官は、北朝鮮が同決議採択に対して軍事的に反応する可能性は低いが、その可能性を完全に排除すべきではないとの見方を示している。

 制裁決議採択後の北朝鮮の行動について、考えられるシナリオは以下の通り。

 ◎強く反発、その後交渉に復帰

 制裁決議には強く反発するが、通常兵器もしくは戦略兵器を使った軍事的な対応には出ない可能性。

 国連安保理が2006年に対北制裁決議を採択した際には、北朝鮮側は「威圧的」行動だと強く反発し、同国外務省は宣戦布告とみなすと発表。しかしその2カ月後、北朝鮮は約1年にわたって中断していた6カ国協議に復帰した。

 各国の当局者や専門家は最近の北朝鮮による一連の挑発行為について、金正日総書記の後継者問題に関連があるとみている。アナリストは国際社会から非難を浴びる2回目の核実験について、三男が有力候補とされる後継者選びをうまく進めるため、金総書記の立場をさらに強化することも狙いの1つだったとみている。

 ◎ミサイル発射実験  続く...

 
写真
フィリピン大量殺人、死者57人に

フィリピン南部で起きた地元政治家の親族らを狙った大量殺人事件は、57人目の犠牲者が確認された。(ビデオは英語)
  記事の全文 | ビデオ 

 
Photo

ロイターオンライン調査

写真

ドルが14年ぶりに86円台へと下落したが、これが「ドル危機」に発展する日が来るのかどうか。  ブログ