一部先進国が求める炭素関税、WTO協定に違反=中国商務省

2009年 07月 3日 13:52 JST
 
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 [北京 3日 ロイター] 中国商務省は3日、輸入品に炭素関税を課す案は、世界貿易機関(WTO)の協定に違反するだけでなく、京都議定書の精神に反すると批判した。

 商務省はウェブサイトに掲載した声明で、外国製品に炭素関税を課すという案は、先進国による環境保護という名目での保護貿易と指摘。「これは、国際社会が協力して危機に対応できるという自信を損ねるほか、気候変動協議に対する各国の取り組みに水を差すことになり、中国は強く反対する」との考えを表明した。

 米国、カナダおよび欧州連合(EU)は、温暖化ガス削減で自国同様の取り組みを行っていない国からの輸入品に関税を課すことで条件を公平にすることを提示している。

 商務省は、これは、二酸化炭素排出量の削減における先進国の負担を求めるという京都議定書の方針に反するとも指摘。さらに、炭素関税は「発展途上国の利益をひどく損ねる」ほか「国際的な貿易の秩序を乱す」と批判した。

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