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WRAPUP 1 -中国大手2行、16年は小幅増益 純金利マージンが低下
2017年3月29日 / 00:45 / 6ヶ月前

WRAPUP 1 -中国大手2行、16年は小幅増益 純金利マージンが低下

[上海 28日 ロイター] - 中国5大銀行のうち、中国交通銀行と中国農業銀行が28日発表した2016年決算は、純金利マージンの低下などを反映して利益の伸びが小幅にとどまった。

中国人民銀行(中銀)が14─15年に6回にわたり利下げを実施したことを受け、銀行の収益性の主要指標とされる純金利マージンは少なくとも5年ぶりの低水準に落ち込んだ。アナリストらは17年も同様の状況が続くとみており、不良債権の増加に直面する中国の銀行部門をさらに圧迫する可能性がある。

資産規模で国内5位の商業銀行である交通銀行の彭純頭取は決算会見で、今年は資産への圧力が強まり、不良債権が増加する見通しだと述べた。

16年の利益は交通銀が前年比1%増の672億1000万元、農業銀が1.9%増の1839億4000万元となった。融資が伸び、税負担が減少した。

国内3位の農業銀は手数料などの収入が10%増の909億元となり、税金費用は15%減少した。

純金利マージンは16年末時点で交通銀が1.88%、農業銀が2.25%となり、少なくとも11年末以来の低水準となった。

両行とも不良債権圧縮の取り組みが奏功し、不良債権比率は改善。12月末時点で同比率は交通銀が1.52%(9月末は1.53%)、農業銀は2.37%(同2.39%)にやや低下した。

融資の伸びは住宅ローンがけん引した。住宅ローンは通年で、交通銀が前年比27.45%増の7700億元、農業銀が約33%増の2兆5600億元となった。

農業銀の周慕氷・董事長(会長)は、「規制強化や競争の激化、借り入れ需要の弱さ、リスク・エクスポージャー」が今後も銀行業界にとって重しになるとの見方を示した。

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