高島屋の3―8月は62%営業減益、通期予想は変えず
[東京 9日 ロイター] 高島屋(8233.T: 株価, ニュース, レポート)は9日、2009年3―8月の連結営業利益が前年同期比63.0%減の52億円になったと発表した。衣料品や宝飾品などの売り上げが不振で、経費削減ではカバーできなかった。10年2月期の営業利益予想は前年比39.5%減の150億円で据え置いた。
厳しい消費環境は続くため、経費削減を強化し、予想数値の確保に努める。
鈴木弘治社長は会見で「構造改革と営業力を強化してきたが、売り上げ減をカバーしきれず、大変厳しい結果になった」と振り返った。
3―8月期の営業収益は、前年同期比12.2%減の4288億円となった。比較的高額な商品を取り扱う百貨店の売り上げが景気低迷の影響を受けて落ち込んでおり、高島屋単体と国内百貨店子会社4社合わせたベースでの営業収益が同11.8%減と大幅に減少したことが主因。
人件費や総務費など販売管理費の削減を進めたものの、売り上げ減は補えなかった。さらには、利益率の高い衣料品が2ケタ減だったのに対し、利益率の低い食料品や食堂の落ち込みが1ケタにとどまったことで、粗利益率の悪化につながった。
営業利益の通期予想に対する進ちょく率は34.7%。前年同期の通期実績に対する割合は56.7%だった。
2010年2月期については、円高による為替の影響や建装事業の受注減により、営業収益予想を8960億円から8860億円(前年比9.2%減)に引き下げた。
下期の消費環境については「雇用関係の経済指標は一段と厳しくなっており、下期も楽観できない。個人消費の厳しい状況は長く続くと見ている。百貨店としては、品揃えと販売サービス強化に取り組む」とした。 続く...













