〔外為マーケットアイ〕ドル92円前半、個人投資家のドル・ロングが波乱要因になる可能性も

2009年 09月 3日 08:29 JST

〔外為マーケットアイ〕

 <08:27> ドル92円前半、個人投資家のドル・ロングが波乱要因になる可能性も

 ドルは92.20円付近で、一時92.08円まで下落し7月13日以来7週間半ぶりの安値を更新した。市場では個人投資家が外為証拠金取引で保有するドル・ロングの規模に関心が集まっている。

 外為証拠金取引の取引所「くりっく365」を運営する東京金融取引所(TFX)によると、個人投資家のドル買い/円売りはドル/円が上値を切り下げ始めた8月半ばから急速に増加。ドル/円が1カ月半ぶりの安値をつけた31日に買い残は15万6335枚と、「円安バブル」と呼ばれる2007年夏の水準を上回り、05年7月の上場以来、最大の建て玉を記録した。1日は15万6137枚と小幅に減少したが、依然として高水準。

 複数の関係者によると、膨張したドル・ロングを抱える個人が損失確定の売り戻しに動くポイントは、92円前半から7月安値の91.73円を下回る91円半ばに集中するとされ、これらの損失確定売りがドル/円相場の下落を加速させる可能性もあるという。

   続く...