UPDATE1: 4月英消費者物価指数は6年ぶりの大幅な伸び、利下げ余地狭まる
[ロンドン 13日 ロイター] 英国立統計局が13日発表した4月の消費者物価指
数(CPI)は食料や燃料価格の高騰を背景に前月比0.8%上昇し、約6年ぶりの伸び
となった。イングランド銀行(英中央銀行)の利下げをめぐる観測は、景気減速にもかか
わらず一段と後退しつつある。
CPIの伸びは前年比では3.0%。アナリストの予想は2.6%だった。
三菱東京UFJの通貨エコノミスト、リー・ハードマン氏は「CPIは大変にひどい数
字だ。英中銀の金融緩和の余地が狭まった。6月の利下げは難しいだろう」と語った。
食品・飲料価格の前年比伸び率は1997年の指数算出開始以来の大きさとなり、CP
I全体を0.12ポイント押し上げた。光熱費などの寄与度は0.18ポイントだった。
原油や食料など商品価格の上昇が沈静化する兆しは見えないことから、食品・光熱費など
がCPIを押し上げる状況は今後数カ月続くとみられる。
CPI(HICP、EU基準消費者物価指数)
4月 3月
前月比(%) 0.8* 0.4
前年比(%) 3.0** 2.5
コアCPI(エネルギー、食品、アルコール、たばこを除く)
前月比(%) 0.5 0.4
前年比(%) 1.4 1.2
小売物価指数(RPI)
前月比(%) 0.9 0.3
前年比(%) 4.2 3.8
指数 214.0 212.1
実勢インフレ率(RPIX、住宅ローン金利分を除く)
前月比(%) 0.9 0.5
前年比(%) 4.0 3.5
予想コンセンサス
前月比 前年比
CPI(%) 0.5 2.6
RPI(%) 0.6 3.9
RPIX(%) 0.5 3.6
* 1997年の指数算出開始以来の高水準だった2001年5月と同じ。
**3.1%だった2007年3月以来の高水準。
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