サブプライム問題と金融危機による低迷、2年以上続く可能性=証券会社アナリスト
[ニューヨーク 4日 ロイター] リーマン・ブラザーズLEH.NとメリルリンチMER.Nのストラテジストは4日、米住宅市場の低迷と金融仕組み商品の過剰に起因する「クレジット・リセッション(景気後退)」は2年以上続く可能性があり、金融セクターでは「大規模な統合」が進むとの見方を示した。
リーマン・ブラザーズ・ホールディングスの首席グローバル債券ストラテジスト、ジャック・マルベイ氏は、サブプライム(信用度の低い借り手向け)住宅ローンの問題と広範的な住宅・クレジット危機を経て、市場の健全性は結果的に向上するが、その前に長期的な調整プロセスを経験するとの見方を示した。数年間にわたる過剰かつ安易なクレジット状況からサブプライム問題に陥った後は、数年間のクレジットひっ迫が続くだろうと指摘。低迷による損失の相殺を望む投資家にとって、グローバルな多様性こそが「良い治療」になるだろうと述べた。
メリルリンチの首席投資ストラテジスト、リチャード・バーンステイン氏は、前回の低迷期に、証券会社、銀行、資産運用会社を含む金融機関の約25%が、破産や合併・統合により「市場を去った」と指摘。今回の危機で破産あるいは買収に追い込まれた金融機関は7%にとどまっているとした。
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