利下げはぎりぎりの判断、インフレ懸念しリスク一段と均衡化=4月FOMC議事録

2008年 05月 22日 03:54 JST
 
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 [ワシントン 21日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)が21日公表した4月29―30日の連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録では、早期に追加利下げを実施する可能性が低いことが示された。同時に発表された経済見通しでは、2008年の成長率見通しを下方修正したほか、高水準のインフレと失業予想を示した。

 議事録によると、4月のFOMCでは、複数の委員が、経済の一段の減速あるいは短期的に若干のマイナス成長を示す情報にに応じて、政策を緩和することは適切ではない可能性が高いとの認識を示していた。

 議事録とともに発表された経済見通しでは、2008年の成長率の予想中間レンジを0.3―1.2%に下方修正した。前回は1.3―2%だった。

 インフレが「高止まり(elevated)」し、失業が「大幅に(significantly)」増加するとの見通しを示した。

 4月のFOMCでの0.25%ポイント利下げについて「ぎりぎりの判断( close call)」と指摘。当局者はFOMC当時、成長減速リスクとインフレ上昇リスクが一段と均衡化したとの判断を示していた。

 議事録は「メンバーは、原油と商品価格の継続的な上昇と、インフレ期待が過去数カ月間で上昇した事実を踏まえ、インフレ見通しへの上向きリスクを懸念している」と指摘した。

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