株式こうみる:踏み上げによる上昇、上値は1万4500円程度=いちよし証券 高橋氏
<いちよし証券投資情報部 チーフストラテジスト 高橋正信氏>
4月以降カラ売りがたまっているため、売り方が踏み上げさせられている。このため、機械受注などの悪材料を無視して株価が上がっている。しかし、好材料で株価が上がっているわけではないため、日経平均の上値は1万4500円程度までだろう。
4月の米CPIの上昇率が予想より低かったとはいえ、これでインフレ懸念が落ち着くわけではない。一方で米当局が潤沢な資金供給を続けており、インフレはぎりぎりまで無視しそうだ。頭をインフレに切り替えればある程度は債券から株にシフトせざるを得ないため、これに追い込まれて踏み上げが起きている。
好調が見込まれるGDPの発表までは、こうした状況が続くだろう。しかし、その後はインデックスで上がっていくことはない。インフレ環境のなかで選別色が強まるだろう。
(東京 15日 ロイター)
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