〔外為マーケットアイ〕ユーロ129.10円・ドル92.56円まで下落、原油先物が再び60ドル割れ

2009年 07月 10日 16:01 JST
 
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〔外為マーケットアイ〕

 <15:52> ユーロ129.10円・ドル92.56円まで下落、原油先物CLc1が再び60ドル割れ

 ユーロ/円は129.10円まで下落。きょうの高値(130.60円)からは1.50円の下げとなっている。ドル/円も92.56円まで売られた。原油先物CLc1が再び60ドルを割り込んでいることで下げ幅が広がっているという。

 「原油の下落がドル/円やユーロ/円を押し下げている。原油の動きに神経質になっているだけに、ガイトナー米財務長官が規制当局に対し店頭デリバティブ市場を監視する権限を与えることを提案する見通しであることもドルやユーロの売りを支援している」(野村証券金融市場部次長兼為替課長、前波弘氏)との声が上がっている。

 

 <14:33> ドル93.00円付近でもみあい、都議選後の政局には関心乏しい

 ドル/円は93.00円付近、ユーロ/円は130.00円付近でもみあっている。12日の都議選後からは衆院解散・総選挙をにらんだ動きが活発化するとみられているが「日本の政治は取引の材料になっていない」(国内銀行)という。

 ロイヤルバンク・オブ・スコットランド、ヘッドオブFXストラテジーの山本雅文氏は、市場ではリスク選好からの巻き戻しに焦点があたっており、日本の選挙はテーマになりにくいとしたうえで「次の政権がどういう形を取るにしろ、経済政策が小泉政権以前の旧来路線に後退する可能性があり、海外勢がこれを認識すれば日本株売りや財政悪化をにらんだ日本国債売りがでて円売りにつながりそうだ」とみている。

 

 <13:52> ドル93.05円付近、輸入企業の買いで底堅い

 ドル/円は93.05円付近でしっかり。「輸入企業が着実に買いを入れている。方向感に乏しい動きにはなっているが、8日海外で付けた91.80円でいったん底を入れたとみている」(国内銀行)との声が上がっている。

 いったん60ドルを割り込んだ米原油先物CLc1が値を戻し、日経平均.N225やハンセン指数.HSIが下値に慎重な動きになっていることからユーロ/円は130.05円付近、豪ドル/円AUDJPY=Rは72円後半に値を戻している。ただ「豪ドルなど買いポジションが膨らんでいた通貨については、まだ下げ止まり感がない。クロス円が売られるとドル/円が上値を押さえられる可能性がある」(国内銀行)との声が上がっている。

 

 

 <12:40> ドル92.85円付近、米個人投資家の資金が4─6月期に投信に回帰

 ドル/円は92.85円付近でもみあっている。ステート・ストリート銀行の金融市場部長の富田公彦氏は、アメリカの個人投資家が4─6月期に急速に株式保有を復活させたと指摘、今後この流れが続くかどうかに注目している。

 富田氏は、機関投資家のリスク許容度が新規資金の流入で高まることから、投信への資金流入に関心を持っている。米投資信託協会のデータから、1─3月期に投信から流出した430億ドルの資金を4─6月期の流入(430億ドル)で完全に取り戻したことを踏まえ「前年から続く投信からの資金流出基調に変化が出てきた。景気の改善基調を考えれば投信への資金流入が続くと期待はできるが、この流れが続くかどうかは注意してみていく必要がある。現在の機関投資家のリスク資産に対する積極姿勢が続くかどうかを考えるうえで重要なポイントだ」(ステート・ストリート銀行、富田氏)としている。

 

 <11:32> ドル92.77円に下落、「日興ピムコ・ハイインカム・ソブリン・ファンド」設定額は約49億円

 ドル/円は弱含み。92.77円まで下値を切り下げた。「きょう設定される外貨投信が円売り材料として注目されていたが、期待されたほど資金が集まらなかったことでドルの投げが出ている」(国内銀行)という。

 きょう設定の「日興ピムコ・ハイインカム・ソブリン・ファンド」はブラジルレアルコースなど3本

合計で、設定上限3000億円に対して集まった資金は約49億円になった。

 <10:30> ドル93.00円付近、先行きの見方交錯

 仲値公示を経てドルは93.00円付近で一進一退。きょうは実需の売買が集中する5・10日に当たるものの、仲値では目立った売買がほとんどなかったという。急落分の半値戻しを達成したドル/円をめぐっては「もう一段の買い戻しの可能性がある」(都銀)との声がある一方、「この水準で伸び悩めば再度売り仕掛け」(別の都銀)との指摘も上がるなど、市場の見方が交錯している。

 <09:30> 投信設定で円売り期待、ドル一時93.19円まで上昇

 市場では、きょう日興アセットマネジメントが設定する「日興ピムコ・ハイインカム・ソブリン・ファンド」が円売り手掛かりとして話題となっている。同ファンドはブラジルレアルと南アフリカランド、トルコリラの3コースで、設定上限はそれぞれ1000億円。投信への資金流入が増え始めるなど個人マネーに流出の兆しが出始めており、前日から続く円売り戻しの口実にもなりやすいという。ドルは一時93.19円まで上昇した。販売は日興コーディアル証券。

 <09:10> ドル93円前半、一部クロス円が急落前の水準回復

 午前9時のドル/円は、ニューヨーク市場の午後5時時点から小幅上昇し93円前半。前日海外からきょうの東京市場にかけては、8日海外で急伸した円が反落。ユーロ/円や英ポンド/円GBPJPY=Rが急落前の水準に値を戻すなど、円の売り戻しが進んでいる。市場では全般のドル安地合いの中で「ドル/円が(急落前の94円台へ向かって)値を戻すかが大きなポイント」(都銀)とする声が上がっている。

 午前9時時点のクロスレートは、英ポンド/円GBPJPY=Rが152.10/17円、豪ドル/円AUDJPY=Rが73.08/11円、NZドル/円NZDJPY=Rは58.90/96円付近。

 <08:50> 英ポンド急伸、中銀が予想外の資産買い入れ据え置き

 海外市場の取引では英ポンドの急伸が目立った。イングランド銀行(英中央銀行)が9日の金融政策委員会で、資産買い入れプログラムの規模を現行の1250億ポンドに据え置いたことがきっかけ。事前の市場では1500億ポンド程度への上積みを予想する声が大勢だったため、据え置きが「量的緩和政策の終了に向けた動きが示唆された」(外銀)との見方につながった。英ポンド/ドルGBP=D4は前日東京市場の安値から一時1.6380ドルまで350ポイント、英ポンド/円GBPJPY=Rは152円前半まで同3円超上昇した。

 ただ、英中銀の据え置き決定後にロイターが実施した聞き取り調査では、56人中35人のエコノミストが8月に1500億ポンドへの増額を予想するなど、今後の見方は交錯している。

 <08:18> 円は対ユーロなどで急伸前の水準へ反落、ドル/円はドル安で上値重い

 前日海外の取引では円が広範に反落。きょう朝方までにユーロ/円EURJPY=Rが130円半ば、英ポンド/円GBPJPY=Rが152円付近、スイスフラン/円CHFJPY=Rは86円前半と、8日海外市場で円が急伸する以前の水準にほぼ値を戻した。南アフリカランド/円ZARJPY=Rも11円前半と急落前の11円半ば、NZドル/円NZDJPY=Rが58円後半と同59円前半に接近。豪ドル/円AUDJPY=Rは73円付近と下げ幅の半値近い戻しを見せている。8日に円が急伸したきっかけとなった原油価格の急落や米金利の急低下が一服となったことで、短期筋を中心に円を売り戻す動きが強まったという。

 ドル/円は前日海外の序盤に一時93.60円まで上昇したものの、現在は93.00円付近と急落前の94円付近から1円近い円高水準にとどまるなど、クロス円に比べて戻りが鈍い。8日の海外市場では「海外勢の間ではドルの上昇が円より話題で、(ドルが下落した)対円だけが特異な動きとして扱われた」(外銀)ほど、円と同時にドルが大きく上昇しており、前日海外でドルはその反動で幅広く下落。ドル/円の上値の重さにつながっている。

 ドル/円は8日海外市場で一時91.80円まで下落。2月17日以来5カ月ぶり円高水準をつけていた。

 <07:35> きょうの予想レンジはドル92.50―93.60円付近、買いの勢い見極め

 きょうのドル/円JPY=の予想レンジは92.50―93.60円付近。前日海外で円が売り戻された流れが、東京市場も続くかに関心が集まっている。「クロス円などの戻り(上昇)を背景に、東京市場で日本勢の買いが強まるのを期待して、(ドル/円やクロス円を)買い持ちにしている向きは少なくない。前日と同様に下値でどの程度買いが出てくるかがポイント」(都銀)という。

 (東京 10日 ロイター)

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