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東南アジア株式=総じて下落、原油高や欧州景気後退めぐる懸念で
2012年2月23日 / 12:21 / 6年前

東南アジア株式=総じて下落、原油高や欧州景気後退めぐる懸念で

 [23日 ロイター] 23日の東南アジア株式市場の株価は、総じて下落した。ギリシャ債務危機に対する不安が根強い中、ユーロ圏の景気後退の可能性や原油価格の上昇をめぐる懸念がリスク資産への選好度を弱めているのが背景。

 アジアの他市場に追随し、大半が続落。0852GMT時点でMSCIアジア太平洋株指数(日本除く).MIAPJ0000PUSは0.5%安、MSCI東南アジア株指数.MISU00000PUSは0.3%安となっている。

 CIMB―GKリサーチのシンガポールを拠点とする地域エコノミスト、ソン・セン・ウン氏は「現時点で『次は何か』という問いが何よりも投資家を悩ませている」と指摘。「原油価格の上昇は、エネルギー商品のコストが成長鈍化への不安を増大させるのではとの懸念材料になっている」と語る。

 シンガポール市場のストレーツ・タイムズ指数(STI).FTSTIは0.9%安と、2月10日以来の安値まで下落。ジャカルタ市場の総合株価指数.JKSEも0.9%安と、約1週間ぶりの安値まで下げ、同市場からは1340万ドルの資金が流出した。

 一方、マニラ市場の主要株価指数.PSIは取引序盤で一時4997.04を付け、過去最高値を更新。その後利食い売りが出て下落し、0.8%安で引けた。

 クアラルンプール市場のクアラルンプール総合株価指数(KLCI.KLSE)は0.3%安。ただ、証券取引所のデータによると、外国人投資家はクアラルンプール株を3500万ドル買い越した。

 バンコク株式市場のSET指数.SETIは逆行高となり、序盤の下落から反転、0.2%高で引けた。ホーチミン市場のVN指数.VNIも1.3%高と上伸した。

 シンガポール市場では、海運大手ネプチューンズ・オリエント・ラインズ(NOL)NEPS.SIの2011年第4四半期の純損益が船舶燃料の高騰や運賃の下落の影響で、予想以上の損失となり、地合いを圧迫した。同社は5.6%安で終了。取引序盤で一時11.2%安まで急落した。

 一方、ジャカルタ、クアラルンプールの両市場では金融株が値を下げた。インドネシアの国営マンディリ銀行(BMRI.JK)が2.3%安、マレーシアの金融大手CIMBグループ(CIMB.KL)は1.1%安と下落を主導した。

 バンコク市場では、取引終盤に金融株に買いが入り、序盤の下落分を消した。カシコーン銀行KBAN.BKが1.8%高、バンコク銀行(BBL.BK)は1.4%高。

 一方、石炭大手バンプーBANP.BKは11年第4四半期の利益が28%減だったと発表した後を受け、1.51%安と下落した。

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