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〔外為マーケットアイ〕ユーロに下落圧力、欧州勢参入でややリスクオフに傾く
2012年5月8日 / 00:21 / 5年前

〔外為マーケットアイ〕ユーロに下落圧力、欧州勢参入でややリスクオフに傾く

〔外為マーケットアイ〕

 <16:19> ユーロに下落圧力、欧州勢参入でややリスクオフに傾く

 ユーロは対ドルで1.3014ドル付近、対円で103.92円付近に、それぞれ下落している。欧州勢の参入が本格化する時間帯に入って、ややリスクオフに傾いている。

 クロス円の下落を受け、ドル/円も79.85円付近と連れ安している。

 <14:26> ドル79.99円近辺、日米2年金利差からは79円後半から80円「妥当な水準」

 ドル/円は79.99円付近。目立ったフローがない中で、80円近辺で動意の薄い展開が続いている。こうした中、みずほコーポレート銀行マーケット・エコノミスト、唐鎌大輔氏は、ドル/円の適正水準について「日米2年金利差推計を前提とすると、現状の79円台後半から80円は妥当な水準だ」との見方を示した。

 唐鎌氏は「ドル/円相場の80円割れが続いていることを受けて、円高相場の再来のような騒ぎ方を目にするが、こうした解釈には違和感を覚える」と指摘。「83─84円という水準は金利差面からの分析では明らかな無理を示唆していた」として「現状の79円台後半から80円という推移は、むしろ妥当な水準だろう」との見方を示した。

 その上で「足元、実勢値が2年金利差から導かれる推計値に収束しつつあることを考えれば、あとはIMM通貨先物取引などに現れる投機筋のフローが調整されれば、円相場の騰勢もとりあえず落ち着くだろう」と予想した。

 唐鎌氏は「調整の過程で79円割れの可能性がある」としながらも、「その後、米経済指標および米金利が再び持ち直すのに伴い、ドル/円相場も緩やかに持ち直す芽が出てくる可能性がある」とみている。

 実需フローでは「上値を押える輸出企業のドル売り/円買いよりも、下値を支える輸入企業のドル買い/円売りが相当厚い印象で、現水準からドル/円が下抜けするにはかなりの悲観材料が必要だろう」という。

 <13:22> ドル80円近辺、80.10円はレジスタンスとして意識か

 ドル/円は80.00円付近。仲値公示にかけて80.08円まで上昇したものの、その後は80円近辺で方向感に欠ける展開が続いている。市場参加者によると、テクニカル的には、一目均衡表の日足ベースの雲の下限と、週足ベースの基準線が80.10円にあり、この水準はレジスタンスとして意識されやすいという。実際、80.10円以上ではオファーが観測されている。

 一方、下値は79.80円以下、79.50─79.55円ではストップが観測されている。

 <11:40> ユーロは対ドル・対円でジリ安、投機筋はユーロショートを維持

 ユーロEUR=は1.3033ドル付近と朝方の高値1.3067ドルから軟化。ユーロ/円EURJPY=は一時104.17円まで下落した。朝方の高値は104.44円だった。

 ユーロは前日1.29ドル半ばと約3カ月ぶり安値まで下落したが、1.29ドル後半では中東やロシアによる外貨準備の通貨分散投資とみられるユーロ買いが散見されたという。一方、海外投機筋の間ではユーロ・ショート(売り持ちポジション)が膨らんでいるもようだが、「今のところ、彼らがすぐにカバーする(ユーロを買い戻す)気配もみられない」(外銀)という。

 

 <10:47> ドル80円付近、仲値通過後も80円台を維持

 ドルは80円付近。仲値公示にかけて80円台を回復し、仲値通過後も80円付近での推移となっている。インターバンクは動意薄だが、仲値にかけては実需と見られるドル買いが散見されたという。

 今後のドルの見通しについて、市場では「米景気が下向き始めたことは確かなようだ。ドル/円は介入警戒感が続き下値が辛うじてサポートされているが、欧州景気も下向きになりつつあるので、クロス円の下落によって、ドル/円が足元をすくわれる(下落する)可能性もあるだろう」(外銀)という。

 <10:35> ユーロ104円前半、ユーロ/ドルのジリ安受け軟調

 ユーロは104.27円付近でこの日の安値圏。ユーロ/ドルが朝方の高値1.3067ドル付近から1.3035ドル付近まで下落した影響で、ユーロ/円も下値を徐々に伸ばしている。朝方の高値は104.44円だった。

 ユーロ関連の新規材料は見当たらないが、市場の関心は株価とクロス円動向に集まっている。

 「ユーロ/円にはまだ下げ余地があると見ている。(ユーロ/円が)100円方向に振れれば、ドル/円も78円台を臨む展開になるだろう」(輸入企業)。前日のユーロ/ドル、ユーロ/円の下落は、短期のファンド勢の動きを受けたもので、一過性のものにとどまったが、「今後は、欧米の実需勢やマクロ系ファンドが欧州の政局混迷を分析して、徐々に動き出すだろう」(同)という。

 <09:14> ユーロ1.30ドル半ば、小動きだが反発余力あるとの見方も

 ユーロ/ドルは1.3053ドル付近で小動き。フランスの大統領選とギリシャの総選挙の結果を受け、前日アジア時間早朝に一時1.29ドル半ばと約3カ月ぶりの安値まで売り込まれたが、欧米時間には1.30ドル後半まで反発し、下げ幅を縮小した。ユーロ/ドル安のあおりを受け、ユーロ/円も前日に一時103円前半まで下落したが、朝方の取引では104.42円付近まで反発した。

 

 海外投機筋の間では、ユーロの地合いは引き続き弱いとみる向きが多いが、東京市場ではユーロに反発余力があるとの見方も出ている。

 「(前日)欧州のマザーマーケットの選挙結果に対する反応は極めて冷静なものだった。ムード先行でアジア時間に売られたユーロは、米雇用統計発表前の1.32ドル台の水準に反発余地があるとみている」と三井住友銀行・市場営業推進部のチーフストラテジスト、宇野大介氏は話している。

 仏・ギリシャの選挙結果を受け、欧州債務問題が再燃するとの見方について宇野氏は「オランド氏はフランス一国ではなく、ユーロエリア全体の国益を考えた上で答えを出すはずだ。そもそも同氏の主張は財政健全化を止めるというものではなく、経済成長にも配慮が必要というスタンスであり、前日の市場の反応は同氏のスタンスを曲解したものだ」との見方を示した。

 ギリシャについて同氏は「反財政緊縮派が躍進したとはいえ、政権を奪取したわけではない。また、選挙で掲げた公約の実施についてはギリシャの国内政治の問題であり、ユーロエリアの問題ではない」と指摘した。

 

 <08:25> ドル79円後半、米地区連銀総裁が追加金融刺激策の効果は限定的と表明

 ドルは79.90円付近。早朝からのレンジは79.88―79.92円と極めて狭い。米リッチモンド地区連銀のラッカー総裁は米ノースカロライナ州での講演で、一段の金融刺激策は、インフレリスクを高める一方で失業問題への効果は限定的であるとの見解を示した。為替市場の反応は限定的だった。

 また、ラッカー総裁は、高水準の米失業率は、構造的問題が大きな要因となっている可能性があるとした。さらに、職業訓練や教育への投資が、短期的な刺激策よりも労働者にとって有益であるとの見方を表明した。

 

 <07:35> きょうの予想レンジはドル79.60―80.30円、79円後半で小幅な値動きか

 ドル/円は79.89円付近、ユーロ/ドルは1.3061ドル付近、ユーロ/円は104.36円付近。

 きょうの予想レンジは、ドル/円が79.60―80.30円、ユーロ/ドルが1.2980―1.3100ドル、ユーロ/円が103.70―104.90円。

 前日のアジア市場では、週末のフランス大統領選挙とギリシャ総選挙を受け、ユーロ圏債務危機への対応で鍵となる緊縮財政への取り組みに対し懐疑的な見方が広がったことで、ユーロ/ドルEUR=が一時節目となる1.30ドルを割り込み、3カ月ぶりの安値をつけた。しかし、ニューヨーク市場では、株価が下げ幅を縮小したこと等を受け、ユーロも下げ幅を縮小し反発した。

 この日は、「ユーロが地合いとして下値リスクを残している」(外為アナリスト)ものの、アジア株などの反発が予想されることから大幅な値崩れはないと見られている。

 他方、ドル/円は、前日79.64円付近で下げ渋った。この日も引き続き「79円半ばではそこそこの買いがあり、サポートされる公算が大きい」(同)ことや、現在の市場の関心がユーロに集中し、「ドルが下落する流れではない」(同)ことから、79円後半を中心とする比較的小幅な値動きが見込まれている。

   

 (東京 8日 ロイター)

 全スポットレート(ロイターデータ)FX= 

 アジアスポットレート(同)AFX=

 欧州スポットレート(同)EFX=

 クロス円レート(同)JPYX=

 クロス円の時系列レート(同)JPNUJPNXJPOAJPOD

 通貨オプションFXVOL

 スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)D4FX=

 スポットレート(RTFX)FX=RTFX

 スポットレート(日銀公表)TKYFX

 

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