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UPDATE1: 東芝<6502.T>、今期営業利益予想45%増 電子デバイス改善など寄与
2012年5月8日 / 08:40 / 5年前

UPDATE1: 東芝<6502.T>、今期営業利益予想45%増 電子デバイス改善など寄与

 [東京 8日 ロイター] 東芝(6502.T)は8日、2013年3月期の連結営業利益(米国会計基準)が前期比45.2%増の3000億円になる見通しと発表した。電子デバイス事業の改善や社会インフラ事業の好調などが寄与する。

 トムソン・ロイター・エスティメーツによる主要アナリスト15人の過去90日間における予測平均値2770億円を上回った。

 今期の売上高予想は同4.9%増の6兆4000億円。中小型液晶事業のジャパンディスプレイへの譲渡に伴う減収があるものの、昨年7月に買収したスイスの電力計大手ランディス・ギアが通年で貢献するほか、東芝テック(6588.T)を通じて米IBM(IBM.N)から取得するPOS(販売時点情報管理)端末事業も増収に寄与する。

 今期の純利益は同83.2%増の1350億円を見込む。前期に響いた法人税改正に伴う繰り延べ税金資産の取り崩しがなくなることも大幅に利益を押し上げる。

 今期予想の前提為替レートは1ドル=76円(前期は79円)、1ユーロ=102円(同110円)に設定した。会見した久保誠専務によると、ドル、ユーロ合わせて1円動くと今期の営業利益に50億円の影響が出るという。

 <前期はテレビ事業の悪化響く>

 12年3月期の営業利益は前の期に比べ14%減の2066億円だった。液晶テレビの価格下落や需要減が響いたほか、円高やタイ洪水の影響も利益を押し下げた。ただ会社計画としていた2000億円、アナリスト16人の予測平均値2018億円は上回った。

 前期の売上高は同4.7%減の6兆1002億円だった。法人税改正に伴う繰り延べ税金資産の取り崩しの影響により、純利益は46.5%減の737億円だった。

 前期のテレビ事業については、久保専務は「年間で500億円のロスが出た」と説明。国内市場では想定以上に販売が低迷したうえ、競争激化による価格下落も響いた。新興国市場では販売は計画通りに伸びたものの、全体の赤字を消すほど貢献しなかったという。前期の販売実績は1400万台半ばと計画の1500万台に届かなかったが、今期は新興国での販売を一段と強化し、約1600万台を計画する。

  (ロイターニュース 白木真紀;編集 佐々木美和)

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