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〔外為マーケットアイ〕ドル77.43円付近、「実需の売り」幻想消えれば底入れとの見方も
2012年9月28日 / 00:21 / 5年前

〔外為マーケットアイ〕ドル77.43円付近、「実需の売り」幻想消えれば底入れとの見方も

〔外為マーケットアイ〕

 <14:45> ドル77.43円付近、「実需の売り」幻想消えれば底入れとの見方も

 ドル/円は77.43円付近と、東京タイムの安値をつけている。ドル/円をめぐっては、中間期末を控え、実需の売りが相場を圧迫するとの見方がここ数日間出ていたが、実際にはそれほど目立ったフローは出ておらず、短期筋が主導する展開が続いている。

 市場では「実需が売ってくるという幻想があって短期筋がやっているのであれば、東京タイムが終わればもう売りはなくなる」(邦銀)として、「もしかすると、きょうボトムをつけるかもしれない」(同)との見方が出ていた。「仮に下落したとしても、結構予約が取れているので、追いかけて売ってくることはないだろう」(同)という。

 <14:17> ドル77.48円付近、投機筋の売りが相場圧迫

 ドル/円は77.48円と、東京タイムの安値圏で推移している。きょうは半期末と月末、週末が重なるが、市場では「普段の月末とあまり変わらず、ものすごく取引が多いという感じではない。実需はそれほど目立っておらず、投機筋が売っている」(邦銀)との声が出ていた。

 <13:35> ドル77.54円付近、安住財務相「G7では新財務相が円高デメリット説明へ」

 ドル/円は77.54円付近。ドル/円をめぐっては、政府・日銀による為替介入に対する警戒感が積極的な下値攻めを手控えさせる要因となっているが、安住淳財務相は28日、閣議後の会見で、足元の状況について「歴史的な円高水準にある」と述べ、近く東京で開催予定のG7財務相・中央銀行総裁会議で、新財務相が円高による経済の下振れリスクなどデメリットが大きいことを説明することになるとの認識を示した。

 G7で円高を議題にする考えはないかとの問いに安住財務相は「(歴史的な円高で)日本がどういう状況にあり、どういう下振れリスクがあるか。新しい財務相がIMF・世銀総会でのバイ会談を含め、円高要因が日本経済にとって非常にデメリットが大きいことを説明することはいい」と語った。

 日米欧7カ国(G7)は、IMF・世銀総会開催に会わせて、来月11日に東京で財務相・中央銀行総裁会議を開く予定で調整を進めている。

 G7会合をめぐっては、欧州当局からも、為替動向について協議する公算が大きいとの見方が出ており、会議の行方次第では、介入警戒感が一層強まる可能性がある。

 <13:05> ユーロ1.29ドル前半、米経済指標でリスクセンチメント確認へ

 ユーロ/ドルは1.2930ドル付近。欧州情勢の不透明感などを背景に、市場参加者のセンチメントは不安定化しやすいが、リスク選好が持ちこたえるかどうかを判断する上で、きょうの米経済指標にも注目が集まっている。

 市場では「経済指標が総じて堅調な内容となれば、株式市場が底堅く推移し、ユーロのショートカバーがさらに進行する可能性が高い」(外資系証券)との声が出ていた。その際は、ドル売り圧力が強まりそうだ。

 ロイター調査では、8月米個人消費支出[USGPCS=ECI]は前月比0.5%増(前月0.4%増)、9月米シカゴ地区購買部協会景気指数[USCPMI=ECI]は53.0(前月53.0)、9月米ミシガン大消費者信頼感指数確報値[USMSN=ECI]は79.0(前月79.2)が予想されている。

 <11:43> ユーロ/ドル一段高、ドル安地合いが追い風

 ユーロ/ドルが一段高。前日のニューヨーク市場で付けた高値1.2928ドルを上抜け、1.2942ドルまで上昇した。市場では「前日のニューヨーク市場でスペインの予算案が好感された地合いを引き継いで、ドルクロスが全般的に上昇している。ユーロ/ドルに大きなフローが観測されているわけではない」(大手信託銀行)との声が出ている。

 この大手信託銀行の関係者は「スペインをめぐる格付け会社の動向を念頭に置きながらの買い戻しだ。1.3ドル台では売りたい向きも多い」と話した。

 <11:06> 豪ドル/円が小幅上昇、上海株プラス転換で

 豪ドル/円AUDJPY=が小幅上昇して81.09円付近。中国本土市場では上海総合指数.SSECがプラス圏に浮上しており、株価動向に敏感な豪ドルをサポートしている。ただ、「期末でスペック勢は静か」(大手邦銀)との声もあり、上昇の勢いは鈍い。

  

 <10:39> ドル77.58円付近、断続的に輸出企業の売り流入

 ドルは77.58円付近。市場参加者によれば、期末に当たって輸出企業のドル売りが断続的に流入し、上値を抑えている。「輸出企業が売れていない。たんたんと売りを出している。仲値にも入れたし、その後にも売っている。最後の最後まで戻りを期待していたけれど、上がらないので仕方なしに売っている」(大手邦銀)という。

 

 <09:11> ドル77.61円付近、8月鉱工業生産が予想下回るも動意乏しい

 ドルは77.61円付近。8月の鉱工業生産速報は市場予想を下回ったが、ドル/円の動意は乏しい。

 経済産業省が28日に発表した8月鉱工業生産指数速報(2005年=100、季節調整済み)は前月比1.3%低下の90.5となり、2カ月連続の低下となった。ロイターの事前予測調査では前月比0.5%低下と予想されていたが、発表数値は予想を下回った。生産予測指数は9月が前月比2.9%低下、10月が同0.0%で横ばいとなった。経済産業省は生産の基調判断を「横ばい傾向にある」から「弱含み傾向にある」に下方修正した。

 日本の鉱工業生産をめぐっては、7月分が予想外の減産に転じたことで市場で日銀による追加緩和の可能性が意識され始めた経緯がある。日銀は前週19日に追加緩和に踏み切ったばかりだが、一部のエコノミストは展望リポートが公表される10月末の日銀金融政策決定会合でも追加緩和が決定されると予想しており、今後の日銀の追加緩和をめぐる見方の変化が注目されている。

 <08:44> ドル/円・ユーロ/円とも小動き、物価指標下振れも反応薄

 ドル/円は77.63円付近、ユーロ/円は100.22円付近でいずれも小動き。総務省から発表された物価指標がいずれも市場予想から下振れたが、目立った反応は出ていない。

 総務省が28日発表した2012年8月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く総合、コアCPI、2010年=100.0)は前年比0.3%低下の99.6で、4カ月連続のマイナスとなった。ロイターがまとめた民間調査機関の予測中央値は前年比0.2%低下だった。一方、9月の東京都区部消費者物価指数(生鮮食品を除く総合、コアCPI、2010年=100.0)は前年比0.4%低下の99.3となった。ロイターがまとめた民間調査機関の予測中央値は前年比0.3%低下だった。

 <08:27> ドル/円停滞、輸入の買い見込めるが78円回復難しいとの声

 ドルは77.62円付近で停滞。この日は多くの日本企業の半期末に当たり、「駆け込み的なフロー」(外為アナリスト)が交錯するとみられている。

 ただ、輸入企業の買いでドル/円が押し上げられる可能性はあるものの、78円を回復するのは難しいとみられている。「輸出企業は売り遅れているとみられ、78円に迫る場面では売りが出てきそう」(同)との声が出ており、特に仲値公示後の値動きが注目されている。また、26日には佐藤健裕日銀審議委員の発言でドル/円が急伸する場面があったが、このときの高値が77.91円だったことも、78円奪回の難しさを印象づけるものとして意識されている。

 佐藤日銀審議委員は26日、ロイターとのインタビューで、世界経済は引き続き下方リスクが大きいとし、日銀が描く日本経済の見通しから、さらに経済・物価が下振れるがい然性が高まる場合には追加金融緩和を「躊躇(ちゅうちょ)しない」と語った。

 <07:49> きょうの予想レンジはドル77.30─78.00円、半期末でフロー主導

 

 ドル/円は77.61円付近、ユーロ/ドルは1.2913ドル付近、ユーロ/円は100.20円付近。

 きょうの予想レンジは、ドル/円が77.30―78.00円、ユーロ/ドルが1.2850―1.2970ドル、ユーロ/円が99.60―100.80円。

 前日のニューヨーク市場では、ユーロが安値更新後に上昇に転じた。同日、スペインが歳出削減に重点を置いた2013年予算案を提示するとともに、経済改革の行程表を公表。ユーロはいったん売りに押され、対ドルでは12日以来、対円では13日以来の安値を更新したものの、米国市場でダウ工業株30種平均.DJIが上げ幅を拡大するとユーロは上伸した。

 一方、ドル/円は小幅に下落。第2・四半期の米実質GDP確定値や8月米製造業耐久財受注が市場予想よりも悪く、圧迫要因となった。

 この日は日本の多くの企業の半期末に当たり、「日中は実需のフロー主導の相場展開になりそうだ」(外為アナリスト)との声が出ている。前日の米国株高により、アジア市場でも株高が見込まれて円は買われにくいものの、「ドルストレートではドル安が予想され、ドル/円の78円乗せは難しい」(同)とみられている。

 スペインではこの日、金融機関に対するストレステストの結果公表が予定されているほか、格付機関の動向が警戒されているが、「悪い結果になれば支援要請が早まる可能性があり、ユーロ・ショートにはしにくい」(同)という。

 (東京 28日 ロイター)

 

 全スポットレート(ロイターデータ)FX= 

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 欧州スポットレート(

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