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UPDATE2: キリンHD<2503.T>、F&N<FRNM.SI>株売却視野に検討 タイ側と協議 
2012年9月28日 / 01:36 / 5年前

UPDATE2: キリンHD<2503.T>、F&N<FRNM.SI>株売却視野に検討 タイ側と協議 

 [シンガポール/東京 28日 ロイター] キリンホールディングス(2503.T)は、保有するシンガポールのフレーザー&ニーブ(F&N)(FRNM.SI)株15%について、売却を視野に検討している。売却するかどうかなど何ら決定はしていないが、タイの富豪チャロエン・シリワタナパクディー氏系のグループと協議をしている。2人の関係筋が明らかにした。

 

 関係筋のひとりは「(F&N株を)売却すると決定したわけではない」とした上で、タイ側と協議していると述べた。チャロエン氏が経営権をもつタイ・ビバレッジ(TBEV.SI)と関連会社のTCCアセッツは、F&N株30.7%を保有しており、未保有分の株式公開買い付け(TOB)を提示している。タイ側からは、キリンに株式売却に応じるようにとの話があったという。

 キリンは、TOBに応じることやF&N株式保有に興味を示す他社が高い価格を提示する場合などは他社への売却も含めて、いろいろな選択肢を検討している。

 

 キリンHDは、2010年に約850億円を投じてF&N株の約15%を取得した。しかし、F&N株の30.7%を保有する、筆頭株主のタイ・ビバレッジ側が1株8.88シンガポールドルでF&N株式のTOBを実施することを正式にオファー。キリンは、TOB期限の10月29日までに、TOBに応募するか否かの決断を迫られる。全株売却すれば約1200億円弱になるため、投資額を大きく上回る。

 キリンはF&Nを東南アジアでの清涼飲料事業の拠点と考えていた。仮に売却すれば、東南アジアでの新たなパートナー探しなど、今後展開するうえでの戦略を再考せざるを得なくなる。一方、15%の株式を保有し続けた場合、85%を保有する可能性のあるタイ・ビバレッジとどのように協力できるかという、大きな課題が生まれる。

 

 F&N株売却の検討に入ったとの一部報道について、キリンは「当社が発表したものではない」とのコメントを発表した。

 

 F&Nは28日に株主総会を開き、保有するアジア・パシフィック・ブルワリーズAPPB.SI(APB)株式をオランダのビール大手ハイネケン(HEIN.AS)に売却することを承認した。

   

  (ロイターニュース 清水 律子 Saeed Azhar;編集 田中志保)

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