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UPDATE1: スペインの銀行、追加資本が必要となる可能性=中銀総裁
2012年4月10日 / 13:07 / 5年前

UPDATE1: スペインの銀行、追加資本が必要となる可能性=中銀総裁

 [マドリード 10日 ロイター] スペイン中央銀行のオルドネス総裁は10日、スペイン経済が悪化した場合、同国の銀行はさらなる資本が必要となる可能性があるとの見解を示した。

 スペインの銀行は2008年の住宅市場崩壊、その後のユーロ圏債務危機による打撃を被ってきた。政府が進める緊縮財政策によって、景気後退が深まる可能性があるなか、一部銀行の存続をめぐる懸念が高まっている。

 オルドネス総裁は、最近の改革によって銀行が直面する問題が解消される可能性があるものの、資本増強が必要となる可能性はあるとし、「スペイン経済が予想以上に悪化すれば、健全な金融機関を維持するため、資本増強を続けることが重要となるだろう」と述べた。

 スペイン経済は2012年、1.7%のマイナス成長になることが予想されているものの、中央政府・17自治州政府の歳出削減措置によって、一段と悪化する公算が大きいとみられている。

 総裁は、スペイン経済が早期に力強い回復を遂げるとは考えにくく、財政黒字の達成に向け競争力の向上が必要と指摘。「ユーロ圏における危機克服のペースは極めて遅い。現状に甘んじている余裕はない」と述べた。

 

 前週実施された国債入札が不調だったことで、同国に対するセンチメントは悪化し、スペイン国債利回りは上昇。10年物のスペイン国債ES10YT=TWEB と独連邦債DE10YT=TWEBの利回り格差はこの日418ベーシスポイント(bp)と、前日の392bpから拡大した。

 ラホイ首相は9日、公的医療および教育部門で100億ユーロの追加歳出削減策を実施する方針を発表した。同国が今年、財政赤字目標を達成できると市場を納得させたい考え。

 投資家の間では、高水準の債務を抱える17自治州政府が、中央政府の求める財政赤字削減を実行できるかが注目されている。

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